しあわせの島の秘密を探る旅!|カオハガン
ⓒ熊切圭介
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)で2017年1月より実施する企画展 Caohagan――世界で一番暮らしたい「しあわせの島」に合わせ、展示の世界を丸ごと体験できるスタディーツアーを開催!
アートと自然を楽しむフィリピン・カオハガン島5日間
2017年3月21日(火)~25日(金) 4泊5日間フィリピン・セブ島から小船に乗ってほぼ1時間。手つかずの自然に包まれた、東京ドームと同じ広さの小さな島、カオハガン島。豊かな海洋の自然のなか、島民600人ほどがその恵みに感謝し、必要以上の量を取らずに皆で分かち合う、そんな暮らしを送っています。
運命のようにカオハガン島に出会ってひとめぼれし、島を購入した日本人・崎山克彦。カオハガン島のオーナーとして移り住んでから、25年が経ちます。経済成長が最優先の資本主義社会と対比すると、カオハガン島の暮らしは物質的には豊かには見えません。しかし、島民たちは自然と共にある生き方に誇りを持ち、幸せに暮らしています。
企画展Caohagan――世界で一番暮らしたい「しあわせの島」では、写真家・熊切圭介が撮影した美しい写真約60点や島民の愛が溢れるカオハガン・キルト約30点を展示し、これまで崎山克彦が島民と歩んできた25年間、現在の暮らしと課題、そして未来への展望を合わせてご紹介します。
何もない、けれど豊かな「しあわせの島」カオハガン。彼らの生き方は、現代社会に行き詰まりを感じている私たちに、新たな価値観を得るヒントを与えてくれるでしょう。スタディーツアーでは、展示を通じて感じたカオハガン島を丸ごと体験できます。
生物多様性の豊かなカオハガン島の自然を感じながら、島民とつくるアート作品制作等を通じて、しあわせの島の秘密を探ります。「しあわせ」の価値観をひっくり返す旅に出ませんか?島のオーナー
崎山 克彦さん
NGO「南の島から」代表 慶應義塾大学卒。カリフォルニア大学バークレイ校大学院でジャーナリズムを学ぶ。 講談社、講談社インターナショナル社取締役、マグロウヒル出版ジャパン社長として36年間の会社員生活を送る。1991年より、カオハガン島へ移住。島の宿泊の施設「カオハガン・ハウス」を運営しながら、自然と調和した、21世紀の理想的な小さなコミュニティ創りを目指して、島民たちと共に暮らす。 著書「何もなくて豊かな島」(新潮文庫)、「ゆっくり生きる」(新潮社)、「何もなくて豊かな南の島」(海竜社)など。ご宿泊について
カオハガンアイランドクラブ(ロッジルーム)
オーシャンフロントの部屋から見える白い砂浜と澄みきった海、高床式の各棟が独立した、自然の素材だけで建てられた家屋。3方に大きな窓、海側と脇の2面には見晴しの良いベランダ付き。電気は引かれていないので夜はランプの灯りで自然を感じながらゆっくりと過ごしてみては如何ですか?
シャワー・トイレは共同となり少し離れた別棟にあります。